きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【15day】恩返しについて

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 未測定(見立て56.8キロ)
前日比 +0.2キロ

 

■本日の食事
朝 ケチャップごはん、ブロッコリーのオイル蒸し
昼 メロンパン
晩 シチュー、ほっけ、ケチャップごはんの残り

 

ケチャップごはんという表現がかわいらしい。

オムライスの中身のことだろうか。

ケチャップごはん。

15日間メニューを見て思うが、やはり女性の胃袋だなぁ、と思う。

お昼がメロンパンで満足できるなんて。

三食きっちり食べた後、

19時43分、

15分間悩みに悩み、

これからパンケーキを焼くことを決心した私は、

そんな友人に嫉妬する。

 

がんばれ、あと-5.8キロ。

 

恩返しについて

 

現在築40年の一軒家に一人暮らししている。

以前もどこかの回で書いたが、おじいちゃんが建てた家だ。

 

元々おじいちゃんとおばあちゃんが住んでいたが、

おばあちゃんが亡くなり、

おじいちゃんが一人になったためお母さんが移り住み、

お母さんが病気になったタイミングで私も移り住んだ。

そして今はおじいちゃんもお母さんも亡くなっている。

 

この家には仏間もあり、

ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんの遺影から始まり、

上記3名の遺影がずらりと並んでいる。

 

そんな一軒家に住んでいて寂しくないのか、

というか、怖くないのか、とよく聞かれる。

 

怖くないと言えばうそになる。

誰かが夜中に侵入してこないだろうかという点を心配している。

侵入してきた人間と夜中に出くわしたらどうしようと、たまに怖くなる。

 

友人が聞きたいのはそっちの怖いではないらしい。

興味の矛先はおばけだ。

 

不思議なことに、おばけについては全くと言っていいほど怖くない。

ずらっと死んだ人の遺影が並んだ仏間も夜中にがんがん入っていけるし、

むしろ私が寝ている部屋から仏間は丸見えだ。

夜中テレビを観ていて、ホラー映画のCMが突然流れてもとても冷静だ。

 

私はこれまでおばけを見たことがない。

霊という存在はいるとは思うし、

あの世は存在すると思っている。

だけど見えない体質で良かったと心から思う。

死んだ人がそこに存在していることではなくて、

生きてる人でも死んでる人でも

夜中に突然自分の目の前にいることがすごく怖いのだ。 

 

今私は一人で住んでいるが、

実はおばあちゃんもおじいちゃんもお母さんも

一緒に住んでいる感覚がある。

 

何か気配がするとか物音がするということではない。

一人で住んでいて寂しくなかったり、怖くなかったりするのは、

みんながいる安心感からくるものなのではないかなぁと思ったりしている。

 

それに気づいたのは汚れたレンジフードを無性に掃除したくなった時だ。

突然、レンジフードの掃除をすごくしたくなった事を叔母に言ったら、

「毎年おじいちゃんが掃除してたんだよねぇ、レンジフード。」と返ってきた。

それを聞いてすごく腑に落ちたのだ。

おじいちゃんが私を動かしているのだなぁ、と。

突然、パエリアが作りたくなったのはおばあちゃんの仕業だし、

突然、近所の方々と積極的にコミュニケーションを取ろうと改心したのは

紛れもなく母の仕業だ。

 

みんながここにいるのだ。

それを理解してから私なりに恩返しをしている。

 

囲碁が好きだったおじいちゃんのためには、囲碁フォーカスを、

森進一が好きだったおばあちゃんのためには、歌謡ショーを

相撲が好きだったお母さんのためには、大相撲を

それぞれに見せたいということで、

時々、各番組にチャンネルを合わせている。

気付けばすべてNHKだ。

NHKには頭が上がらない。

払い忘れがないよう、受信料は銀行引き落としに設定済みである。