きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【16day】ラブストーリーは突然に①

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 56.2キロ
前日比 -0.6キロ

 

■本日の食事
朝 ピザトースト
昼 ハンバーグランチ
晩 かつ丼(少し残す)

 

これまた、糖質脂質の三羽がらすである。

食べたいものを食べたのだという気概が伺える。

一直線で、潔い。

明日後悔したって、今日が良ければそれでいい、

そんなセリフが聞こえてきそうだ。

このラインナップの翌日の体重はどのように変化するのか、

単純に興味津々だ。

 

がんばれ、あと-5.2キロ。

 

ラブストーリーは突然に

 

人の一生というのはドラマチックだ。

ノンフィクションだからこそ、フィクションよりも面白い。

 

あの日、あの時、あの場所で会えなかったら、ラブストーリーは始まらない。

もうずいぶん若い頃、この私にもそんな出会いがあった。

 

あの頃、奥田民生が大好きだった。

寝ても冷めても奥田民生だった。

そんなある時、奥田民生が食べに来た!と噂の、

とあるお店がアルバイトを募集しているのを偶然見かけた。

 

奥田民生に会えるかもしれない。

若い時によくある安直な動機だ。

ひらめいたその勢いで、応募の電話をかけたところ、

「今日面接に来てください。」と言われたので、

意気揚々と面接に向かった。

 

その店が入っているビルの前で私は異変に気付いた。

そこは「しゃぶしゃぶ屋」でなければならないのに「和食料理屋」だったのだ。

店名が似ていたために勘違いしたみたいだ。

奥田民生のことで頭がいっぱいにもほどがある。

注意散漫も甚だしい。

店名が似ているというか合っているのはたったの二文字だけだ。

 

しかしもう後戻りは出来ない。

面接を受け、その日に採用となってしまった。

不本意ではあるが、そもそも、奥田民生が食べに来た!と噂のあの店は

求人を出していないし、断る理由がないので、そこで働くことにした。

 

結論から申し上げると、その店である男性と出会う。

そしてその男性とお付き合いすることになる。

 

5歳年上の料理人だ。

奥田民生が好きだったことも、

注意散漫で早とちりだったことも、

店名が似ていたこともすべてシナリオ通りだとしたら面白い。

その男性と付き合うことに決めた日が、ドラマチックなのだ。

 

奥田民生を好きだった理由は、才能があって、面白くて、おしゃれだからだ。

若い頃はそんな体裁もすごく重要だったりした。

 

5歳年上の料理人はどうやら5歳下の私のことが好きらしかった。

なぜ好かれたのかは今となってはわからないが、

5歳下の世界観が物珍しかったのかもしれない。

 

私も彼を嫌いではなかった。

優しくて、仕事も丁寧で、ドキドキはさせてくれないが

その代わり気取らずに会話ができた。

 

ただ、1つだけ、どうしても乗り越えられないことがあった。

それは「ちょうちん」だった。

 

ラブストーリーは突然に②へ続く・・・