きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【29day】声について

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キ

 

■本日の体重
体重 58.0キロくらい
前日比 +0.2キロ

 

■本日の食事
朝 食パン、ウインナー2本
昼 納豆巻き、どら焼き半分
晩 麻婆豆腐、いなり寿司、バターコーン、唐揚げ1個

 

友人と私は音楽の趣味が似てるようで微妙に違うが、

唯一合致する、好きなアーティストがいる。

それはスティーヴィ-ワンダーだ。

私たちは愛を込めて彼の事を「おっさん」と呼んでいる。

友人は、彼の好きなある楽曲を車でリピートしすぎて、

家族に大バッシングを受けているらしい。

それでも「もう1回だけ!」と言いながらリピートしているようだ。

私も3時間分くらいのおっさんの曲をスマホに入れて、

車の中でかけている。

車に同乗した人は、

「スティーヴィ-ワンダーしかかからない有線だと思った。」

と言っていた。

そういえば友人と

さいたまスーパーアリーナ

おっさんを見に行ったこともある。

懐かしい思い出である。

 


がんばれ、あと-6.8キロ。

 

声について

 

何らかの神様が私の枕元に立ち、3つだけ願い事を叶えてあげると言われたら、

願いの1つに「通る声がほしい」と伝えるだろう。

あるいは「涙声にならない声帯」と言った方がいいのか。

実際に神様が枕元に立つまでには適切な表現を考えておこうと思う。

 

コンプレックスの1つに「声が出ない」という事があげられる。

声が出ない、という状態は、日によって変わる。

声が出る時もあるのだ。

今日は声が出る状態なのか出ない状態なのかについては、

その日の第一声を出してみないことにはわからない。

 

たぶん舞台とかには出られないと思う。

蜷川幸雄先生から真っ先に灰皿が飛んでくると思う。

もしかしたら灰皿すら飛んでこないかもしれない。

灰皿を飛ばすエネルギーすら惜しいくらい発声という基礎が出来ていないから。

舞台に出ようと思ったことはないので、この点だけは本当に良かった。

 

テレビに出る人はすごいなぁと思う。

私の周りの家族や友人もすごいなと思う。

声を出すことを苦にしていないから。

 

私の「声が出ない」状態というのは、声が震えてしまうという状態だ。

涙声というのは、「この人泣いているのではないかな?」と

思われかねない声のことだ。

 

今日は声が出ない状態だとわかった時に、ますますだめになってしまう時もある。

「別に声が出なくてもいいやー」と思えばどうってことはないが、

「まずい、声が出ない」と焦ってしまったら最後、緊張も加わるため、

ますます声が震えてしまうという悪循環が起こってしまう。

 

さっき、某携帯電話ショップへ行ってきた。

謎の請求を解明しにようやっと行ってきた。

 

出来る限り愛想というパワーを使わずわたし省エネで生きてます、

というような女性が出迎えてくれた。

 

謎の請求について説明し始めた時、

「あ、今日は声が出ない日だな・・・」と弱気になってしまった。

 

そして一通り謎の請求について説明し終わった時、

「で今日こちらは何をしたらいいですかー?」と言われ、

「あんたはうちになにしにきたのー」的なことを言われ、

省エネな態度といい、その切り返しといい、

かなりの怒りがこみ上げてきた。

 

「良くない今日のコンディション feat 怒り」の声は一番聞きたくない。

コラボレーションしてはいけない2つだ。

コンディションが悪い上に怒りが足されると、

さらに震えが増してしまうので、

もしもその女性と口ゲンカに発展した時に、

劣勢に立たされてしまう可能性が高くなってしまう。

強気で行けない。

ケンカは勝ちたい。

ケンカが強くなりたい。

 

ついでにお伝えすると謎の請求は固定電話使用料だった。

まぁこの件はどうでもよい。

 

実は、昔は声に対してコンプレックスはなかった。

中学生の時は緊張しながらも、

全校生徒の前で作文をうまく読めたという過去もある。

高校生の時は全校生徒の前で緊張したが歌も歌った。

また、社会人になってからも朝礼で話すこともあり、

特に何とも思わず出来た時もあった。

 

社会人として過ごしていくうちにだんだん声が出なくなっていってしまったのだ。

なぜ声が出なくなったのかについて、自分なりに分析したところ、

自分に対しての自信のなさが原因であるという結論に達した。

自信がなくなっていったために声も出せなくなってしまったようだ。

姿勢も猫背のように体が縮こまってしまうので、

上手な発声ができる訳がない。

 

声が出ず、仕事にも悪影響を及ぼしたため、色々な策を打ってきた。

ボイトレに行ったり、耳鼻咽喉科に行ったり、

精神科に行って薬をもらったりしたが、どれも効果はなかった。

 

社会人時代、毎月月初に100人ほど在籍している営業部で

キックオフミーティングがあり、

その際、自分が担当している部の進捗状況をみんなの前で発表する機会があった。

それがいやでいやでたまらなくて、ワインを二口くらい飲んで出勤したこともあった。

全然効果はなかったが。

 

今も引き続きこの問題は解決していない。

もう声が出ない人間として生きてみてもいいのではないかと思っている。

中森明菜だって話す時に声が出ていないではないか。

でも歌を歌えばあれだけの声量があるのだ。

私もきっと声が出なくても、

その分、別のところのパワーが備わっているのかもしれない。

 

声が出ない人間だとあきらめるか、

または、何らかの神様が枕元に立つことを祈り続けようと思う。