きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【33day】叔母について

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 57.7キロ
前日比 +0.1キロ

 

■本日の食事
朝 パン、コーヒー
昼 焼肉(有名店の焼肉ランチ)
晩 ナポリタン、コーンスープ

 

友人は言葉をよく知っている。

過去に一番嫉妬したのは「脆弱性」という言葉を

さらっと使用したことだ。

さすがの私も「ゼイジャクセイ」という言葉は聞いたことがあった。

何となく、

コンピューターウイルスに関連する言葉だということもわかっていた。

だが、意味や用途がふわっとしていたし、

調べても、私の頭脳には、意味を完全に落とし込むことが出来なかった。

それをしれっと使うのだ。

記憶力とも違う、理解力よりも強力な、

なんだかそんな才能を持っていて、

たまに、いいなぁ、と思っている。

 

がんばれ、あと-6.7キロ。

 

 

叔母について

 

 

私は叔母運が強い。

叔母に愛される運が最強に強い。

別にそんなに望んではいないのだが、

望んでないからこそ強いのかもしれない。

 

ちなみに叔母の種類というものは二種類存在する。

父方の叔母と母方の叔母だ。

 

私にも父方の叔母と母方の叔母が、それぞれ1名ずつ存在する。

父方の叔母に関してはもう亡くなっているので、存在した、が正しい。

 

私には弟がいるし、父方にも母方にもいとこがいる。

そのため、父方の叔母にしても、母方の叔母にしても、

私以外に姪や甥は存在する。

その姪や甥の中でも、私が一番愛されていると思うのだ。

主観でしかないので証明はできないが、自信を持ってそう思うのだ。

以上のことから、叔母運が強い、という事が言える。

 

父方の叔母に関しては、

この人に会うために私は生まれてきたのかもしれない、

と思うほど、私も叔母の事が大好きだった。

 

父方の叔母の、全ての人への優しさ、ユーモア、心の広さを

尊敬しており、無償の愛を体現していた人だった。

 

私は子供の頃、生意気なやつで大人の手を焼いていたのだが、

唯一父方の叔母だけは、私のわがままを広い心で受け止めてくれた。

父方の叔母には一番わがままになれたのかもしれない。

そのわがままは、「自分に心を許してくれているから」と解釈してくれていたと、

後に母から聞いた事がある。

 

父方の叔母が子供に恵まれなかったということもあって、

余計にかわいがってくれたのだろう。

 

タージマハールに行って、

「これなんですか?」と聞いたら

「ナンです。」と言われた

という鉄板のネタも持っていた。

 

そんな父方の叔母は、私が小学5年生の時に、病気で亡くなってしまった。

人生で一番最初に経験した深い悲しみだった。

私が人生で唯一心から甘えられる人だった。

母よりも。

父方の叔母よりも甘えられる人が現れたら、

たぶんそれは私の一生涯のパートナーになる人だと思う。

それくらい存在の大きな叔母だった。

 

一方母方の叔母だ。

今も元気に生きてる。

現役で会社に勤務しており、独身だ。

 

この人は自他ともに認める過保護だ。

過保護者は母方の叔母で、被過保護者は私だ。

 

甘やかして何でも買ってくれるという過保護ではない。

どちらかというとその辺の財布の紐は固めだ。

恐らく私の事を高校生くらいと勘違いしてるのではないかというほど、

心配が過ぎるのだ。

 

母方の叔母の家に泊まりに行けば、

寒いから靴下を履きなさい、とか、

寒いからタオルケットの他に毛布も掛けなさい、とか、

シャンプーは右側で、リンスは左側だよ、とか、

横になってテレビを観る時はこう座布団を折り曲げたら首が楽だからそうしなさい、

とか、

いちいちうるさい。

 

もう40歳だからその辺りの事は自分で判断する、と言っても、

おせっかいが止まらない。

そのうち、

右足を出して左足を出せば歩けるんだよ、

と言われるのではないかとひやひやしている。

 

そんな母方の叔母だが、たまーに、2割4分3厘くらいの割合で、

ナイスなおせっかいが功を奏す時がある。

私がずぼらなだけに、おっ助かった、という事があるのだ。

たまに、だが。

 

最大に感謝している事は車をくれた事である。

私の母親(叔母の姉)が病院に長期入院し、

私があくせく長距離バスで看病しに行っているところを

不憫に思ったのか、

「新車を買うから、これ乗りな。」と、

その時乗っていた車を譲ってくれた。

財布の紐の堅い人だから、新車を買いたかった訳ではない。

私に車を譲ろうと思ったようだ。

 

母が亡くなってからも私の事が何かと心配なようで、

ちょくちょく様子を伺ってくれる。

だいたいが、うるさいなぁと思うのだが、

2割4分3厘くらいの確率で、ありがたいなぁ、

と思う事もあったりする。

 

こんな両極端な性質の叔母を持って生まれてきた。

もし、叔母運最強というオフ会があったら参加したい。

最強の叔母運を持っている人たちと

叔母あるあるで盛り上がってみたいものだ。