きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【38day】プレゼントについて

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 計測失念
前日比 0キロ

 

■本日の食事
朝 チャーハン
昼 ケーキ
晩 30パー引きの寿司

 

友人はまたゾーンに突入したようだ。

食事を作りたくないゾーンへ。

新しい職場で身辺がすごく忙しい。

単純に師走という季節がらも相まって忙しいので

何かにしわ寄せがくるに決まっている。

全てを完璧に・・・なんて到底無理だ。

月給があと200万円くらい増えたら、

食事を作ってくれる人を1名雇おうか。

その場合その人の給料は20万円くらいでいいのか。

収入の増やし方もお手伝いさんの相場も

想像がつかない。

 

がんばれ、あと-5.5キロくらい。

 

 

プレゼントについて

 

今でも忘れられない誕生日プレゼントがある。

 

ちなみに今までいただいた誕生日プレゼントのほとんどは、

いったんじっくり考えないと思い出せない。

 

その年の初めに占いへ行ったとき、

「今年の誕生日から状況が一変する」と言われていた。

何が変わるのだろう、とわくわくどきどきした年明けだった。

 

その時は心身共に疲労のピークだった。

職種は営業で、求人広告を売っていた。

 

最近は残業を強制的にさせないように

時間になったらPCが勝手に終了するなど、

会社側としても工夫をしているが、

その頃はいくらでも残業が出来た。

 

そのため、毎日が終電帰りで、

軽く12時は回っていた。

飲みに行くとかそいうことではなく、

純粋に仕事のみの残業だ。

 

毎日、自分の時間がほとんどないなんて、

今では全く考えられない。

もう絶対に戻りたくない。

 

その時自分のチームを持っていて、

メンバーは全てが女子だった。

女だらけ6名のチームのリーダーだった。

 

私は30代、

彼女たちは新卒などを含む、

20代の女子たちだ。

 

性格は様々だが、

共通しているのは

負けず嫌いである、

ということだ。

 

なのでとても頑張り屋さんなのだ。

頑張り屋さんたちのおかげでチームの業績は悪くない。

業績が、部の中で一番になったこともある。

 

ただどいつもこいつも気が強かった。

なんたって負けず嫌いだから。

われがわれが、なのである。

私が一番苦手としているわれがわれが人間を

5名抱えて、チームを運営していた。

 

その頃から声が出なくなっていったし、

動悸が激しくなったりしていた。

 

そんな症状から、

あぁ心の状態が良くないなぁというのは

薄々気づいていた。

だけどチームも持っているし、生活もあるし、

会社を辞めるという選択は私にはなかった。

できなかった、というほうが正しいかもしれない。

 

体も心も毎日ぎりぎりの状態なのに、

風邪ひとつひかないなぁ、と思っていた。

おっきな風邪でも引けたら休む口実もあるのに、

休むこともできないな、ちくしょう、と

思いながら働いていた。

 

私は祝日生まれで、その年は土日と合わさって3連休となった。

3連休の2日目が私の誕生日だ。

 

誕生日は友人が夜に祝ってくれるとのことだった。

日ごろの睡眠不足がたまっていることもあり、

夕方くらいまで寝た。

高校生のように。

 

寝て起きた時、いつもと違う違和感を感じた。

熱っぽかったのだ。

風邪もひかないし、日頃熱も出ないので、

この熱がどのくらいのものかわからなかった。

友人と約束をしていたのでとりあえず

お店に向かった。

 

イタリアンだった気がする。

全然食欲がなかった。

熱がさらに上がってきた気がして

どんどん具合が悪くなっていった。

友人には悪いが早々に切り上げ、救急病院に行った。

 

救急病院に行くなんて人生で初めてだ。

それくらいの緊急事態だった。

せっかくの誕生日なのに。

3連休に具合悪くならなくたって・・・。

ま、仕事に支障をきたさないだけいいか、とか

色々考えていた。

 

熱も上がってきたのだが、

なんかぽつぽつと湿疹が出始めてきた。

しっかし、いつになく苦しい。

こんなに体が熱いと思ったのはインフルエンザ以来ではないだろうか。

 

そして診察した結果、帯状疱疹であるとのこと。

「あのね入院するか、もしくは自宅療養して。2週間くらい。」

と先生に言われた。

 

それを言われた時の私の心境は、

あんなに体が熱くて苦しいのに、

「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

という歓喜だった。

 

不謹慎かもしれないが本音だ。

この上ない大義名分で会社を休むことができる。

しかも長期!

 

そして上司に連絡をした。

そしたら、大事を取って1か月休みなさい、と言ってくれた。

風邪で休めば反感を買っていたかもしれないが、

大きな病気ということで心から心配をしてくれるという

おまけつきだ。

 

そして1か月間お休みをいただき、今後の身の振り方を考えた。

思い切って会社を辞めてみよう、と思った。

1か月後上司に「会社を辞めたいです」と相談したところ、

違う仕事をやってみないか、ということで営業ではなく

新人育成の部署を任された。

 

これが「今年の誕生日から状況が一変する」という結果で、

忘れられない神様からの誕生日プレゼントだ。

これを超えられるプレゼントは今後もなかなかないだろう。