きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【41day】受け継ぐ者について

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 57.5キロ
前日比 -キロ

 

■本日の食事
朝 -
昼 -
晩 -

 

友人と、さつまいもの天ぷらはおかずであるかについて議論を交わした。

おかずとして出されるが、気持ちはおやつ感覚だ、

という私の主張に対し友人は、

おやつ感覚であることもわからなくはないが、

おかずとして十分に成立しているという主張だ。

一方、10歳くらい年下の意見も加わったのだが、

さつまいもの天ぷらなんてそもそもおかずとして出てこない、

という衝撃的な意見をぶつけてきた。

戦時中じゃないんだから、みたいな、そんなノリだ。

冗談じゃない。

片栗粉に砂糖をまぜてお湯で固めて食べる

というおやつもあったのだぞ、と、

胸を張って主張したい。

 

がんばれ、あと-5.5キロくらい。

 

受け継ぐ者について

 

母が亡くなってそろそろ1年になる。

母が亡くなる約一年前には同居していたおじいちゃんがなくなった。

おじいちゃんが亡くなった2か月後には飼っていた猫がどこかに消えてしまった。

順番としては、祖父→猫→母だ。

 

わずか1年の間に、同居していた全員がいなくなってしまった。

まさか一気にみんないなくなるとは思ってもみなかった。

 

おじいちゃんは94歳だったし、

猫も相当なおじいちゃんだった。

母も肺がんのステージ4だったので、

それぞれとのお別れについて、

心の準備は出来ていた。

そのため、わりと気丈に、

滞りなく色々と進めることができたと思う。

 

しかし悲しみというものは、

いなくなってから時間がたってから

ふつふつと沸き起こるものなのだと、

今実感している。

 

心の準備が出来ていた私でも、

準備が出来ていないものがあった。

それは、家の相続手続きだ。

 

相続は生い先が長い人に名義を変更したほうが良い。

なぜなら、名義人が亡くなった後の相続手続きは、

とても煩雑で、

時間と手間とお金がかかるからだ。

生い先が長ければ、「死んじゃったから慌てて名義変更!」

みたいなこともなく、

余裕を持って次世代へ受け継ぐことができるからだ。

 

私の友達の親は、

自分が持っている山の名義を

13歳の孫にしているという。

山を持っている13歳。

なかなか格好が良いではないか。

 

私が今住んでいる一軒家の名義はおじいちゃんだった。

おじいちゃんが40年前に建てたのだ。

親戚一同で相談した結果、

この家は、これから住んでいく

孫の私が相続することで話がまとまった。

 

この名義変更は、

名義人の直系の娘である母親が亡くなっているため、

2世代下の私が相続するという名義変更となる。

 

法務局に相談したところ、

その手続きは超煩雑なので司法書士に頼むことをおすすめする、

といわれた。

 

相続人というのは、

おじいちゃんからすれば、

対象は配偶者と直系の子供となる。

孫である私に相続をするという手続きは、

順当にいくと相続するはずの人たちに、

相続の権利を私へ譲渡します、

という正式な書面が必要にある。

また、私と同じ立場である弟にも手続きが及ぶのだ。

 

上記もまあまあ面倒なのに、

一番面倒くさいのは、

おじいちゃんのこれまで登録された戸籍をすべて遡って、

各自治体の役所から取り寄せなければいけないことだ。

 

戦争でよその国に行ってた場合であっても、

よその国に一度戸籍が登録されている場合は、

それも取り寄せなければいけないのだ。

 

そういえば、よその国に行ってたような話もしていた。

これはお金がかかってもいいから司法書士に頼もうと、

そう思った。

 

司法書士の方へ相談したところ、

戸籍を遡っているところで、

見知らぬ相続人が出てくることもあるという話を聞いた。

愛人の子供を養子縁組にしていた、などの

まさかな展開もたまにあると言っていたので、

人の人生はドラマチックだ。

 

おじいちゃんはどうなんだろうと、

内心わくわくどきどきしていたが、

残念ながら何にもなかった。

さすが学校の先生を職業に選ぶだけの男。

清廉潔白である。

 

戸籍の取り寄せや書面作成、

法務局への手続き一切を司法書士さんが請け負ってくれ、

なんとか家の名義がおじいちゃんから私に変更した。

費用はなんだかんだで約10万円くらいかかってしまった。

 

家、土地、車、山に不動産。

皆さんの周りにも相続が必要な何かしらの何かがあるはずだ。

名義人が元気なうち、

ぜひ次に受け継ぐ者を

決定してほしいと

おせっかいながら願う。