きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【10day】森羅万象について

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 57.5キロ
前日比 +0.9キロ

 

■本日の食事
朝 失念
昼 白菜のクタクタ煮、ハムマヨパン
晩 白菜のクタクタ煮、レンコンと豚肉の炒め物、ゴボウサラダ

 

友人もまた、忘れるという機能が発達してきた。

もう過去のメニューに遡ることは不可能なのである。

朝食なんぞはるか彼方にある遠い過去だ。

白菜よりも心と体の方がクタクタなのではないか。

そのせいなのか着々と体重は増えている。

気にすることはない、友人よ。

どうか好きなことをして過ごしてほしい。

 

がんばれ、あと-6.5キロ。

 

森羅万象について

 

私は怒っている。

たらい回しにされたのだ。

事の発端はこうだ。

 

謎の請求が届いた。

金額は1,102円。

大手通信会社から利用料としての請求だ。

請求先氏名は母親になっており、

母親は今年の初めに亡くなっている。

大手通信会社関連の請求や名義などすべて変更したはずだが、

まだ何か残っていたのだろうか。

 

私は大手通信会社のカスタマーセンターへ電話した。

そうするとこう言った。

回線はメタル回線とひかり回線が存在し、

ひかり回線の名義が母親のままになっている、と。

 

なるほど。

私はメタル回線しか名義変更をしていなかったようだ。

 

ではどうすればよいかを聞いたところ、こう返ってきた。

母親が亡くなったことを証明できる資料と

私と母が血縁関係であることを証明できる資料を

名義変更申請書に同封して返送してほしい、と。

 

でた。

母が亡くなってからこの作業を何度繰り返してきただろう。

母親が亡くなったことを証明できる資料と

私と母が血縁関係にあることを証明できる資料を

なんど役所へ取りに行ったろう。

 

若干面倒ではあるが、仕方がない。

名義変更のゴールはすぐそこだ。

役所に取りに行き、スタンバイしていた。

 

数日後、大手通信会社から返信用封筒とともに

申請書が送られてきたので、手際よく記載を終え、

用意していた必要書類を同封し、返信した。

 

そして大手通信会社から改めて電話がきた。

「すでに名義変更は終えているからもう手続きの必要はない」、と。

 

えーーーーーーーーーーー!

いやいやいや、おたくに言われて私はここまで来たのだ。

おたくの料金センターが誘導してここまで来たのだ。

「こちらは名義変更の部署なので・・・」

いやいやいや、縦割りだか何割りだか知らないが、

おたくの指示でここまで来たのだ。

部署が違うことは私には関係ない。

ひかり電話のプロバイダーにお問い合わせください」

えーーーーーーーーーーー!逆に!?

請求書にはおたくの会社名で「利用料」と書いている。

それなのに、そっちボールーー!?

 

ひかり電話のプロバイダーには私が申し込みをした。

母が亡くなって、母の携帯電話の解約を行った際に勧められたからだ。

ずいぶん前の話で、こちらのプロバイダーでの手続きは完了しており、

あとはこの大手通信会社の名義変更で完了だと聞いていた。

 

これではふりだしに戻る、である。

あの謎の請求が何の利用料なのか、誰も解明できていない。

考えてみれば「利用料」とはなんとも漠然とした表現である。

とにかくオペレーションのどこかの過程で誰かが間違ったのか。

いったい私は誰を信用したらよいのか。

 

オペレーターの彼女は悪くない。

「えぇ、えぇ、えぇ」という相槌が、とても愛想が悪かったくらいだ。

八方ふさがりとはこのことだ。

無限ループのたらい回しの渦に入り込んでしまったのかもしれない。

とりあえずオペレーターの彼女とはさよならをした。

 

さて、この怒りを鎮めなければいけない。

怒っていたって仕方ないのだ。

 

まずリビングの窓から外を見た。

田舎の風景だ。

山も見える。

山に向かってこう言ってみた。

「わたしはおこっている。」、と。

 

「わたしはおこっている。」、と山に向かって言ってみたのだ。

何のひねりもない表現で。

 

そして動画サイトで、「話している大泉洋」を検索し、

それを聴きながら仕事をした。

大泉洋が好きだ。

あのいい加減さにありがたささえ覚える。

 

そうこうしているうちに、ネットワークでつながっている

同じ在宅ワークの同僚からこんな絵文字が突然送られてきた。

 

ʕʘ̅͜ʘ̅ʔ

 

どこでこんな絵文字を見つけてきたのだろう。

不意をつかれた。

 

仕事が終わり、今日は色々あって疲れたから、

コンビニでの買い食いを自分に許可した。

糖質制限をしているが、大福も許可した。

そして大福を今食べている。

非常においしい。

 

こうして怒りは自然と静まったのである。

森羅万象に感謝だ。

感謝しかない。

 

オペレーターの彼女に少し強く言い過ぎたかな、と今反省をしている。

オペレーターの彼女の今後の発展を祈って今日は寝ることにする。