きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【21day】ないものねだりについて

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 57.5キロ
前日比 -0.3キロ

 

■本日の食事
朝 納豆ごはん、魚
昼 ツナサンド、唐揚げ
晩 白菜と豚肉のあんかけ、サツマイモと切り昆布の煮物、ジャーマンポテト

 

明日友人とロイヤルホストに行く予定だ。

なぜか私たちの会合はロイヤルホストで行われる。

ロイヤルホスト

最高のファミリーレストランだと思う。

世界中のパンケーキの中で

ロイヤルホストのパンケーキを超えるものがあるだろうか。

あとバラエティに富んだパフェの数々。

先日は2000円くらい使ってしまった。

次はロイヤルアンガスサーロインステーキに手を出そうか悩ましいところである。

 

がんばれ、あと-6.5キロ。

 

ないものねだりについて

 

今日なんと警察が家をたずねてきた。

なんだっ!?と思ったら、巡回とのことだった。

 

私の住む地域は老人が多いため、

オレオレ詐欺やその他詐欺の被害に遭っていないか巡回してくれているらしい。

 

田舎の一軒家に住んでいるとたまにこうやって

予想外の人物がたずねてきてくれる。

 

会社勤めをしていた頃は、家にいる時くらいは人に会いたくない、

とたずねてくる人を煩わしく思っていた。

しかし、在宅勤務に変わってからは、全く逆だ。

勤務中に生身の人間と話さない分、誰が来たのだろうと少ししわくわくする。

 

だから詐欺に遭ってしまうおばあちゃんの気持ちはわからなくもない。

なかなか人に会いに行けないおばあちゃんは、人が来てくれてうれしいのだと思う。

そこに漬け込むやつは本当に悪だ。

このやろう。

 

おばあちゃんと悪党の話になってしまったが、それを書きたかったわけではない。

人は、ないものねだりな生き物だなぁとつくづく思う、ということだ。

 

今年私は留学をした。

日本の価値観から解き放たれたい、と2か月海外で暮らしてみた。

話している言葉はわからないが、日本人より神経質ではない感じがした。

それがとても良くて、あぁ自分はなんてちっぽけなんだろうと思えた経験だった。

他人の目ばかり気にしている日本に比べてなんて自由なんだろう、と思った。

海外でも暮らせるな、そう思った。

1か月目までは。

 

2か月を1週間ほど過ぎたあたりから、無性に日本が恋しくなった。

ホームシックではない、と思う。

日本の人やシステムがありがたいと気付くことができたのだ。

 

まず常日頃思っていたのは、ウォッシュレットのトイレのことだ。

今や民家、施設、日本ではウォッシュレットのトイレしかない。

しかしその国にはウォッシュレットのトイレがほとんどなかった。

なければないでなんとかなる、と思っていたが、

もう体はウォッシュレットなしでは満足しなくなっていた。

 

そしてコンビニ。

その国にもコンビニはあるし、さらに言うと日本企業のコンビニも存在している。

だが、全然違うのだ、クオリティが。

 

まず店員だ。

その国では基本的に店員に愛想はない。

悪い人たちなのではなくて、愛想が必要だという概念がないのだ。

その概念も悪くないと思う。

その概念に迎合もできる。

しかしだからこそ、日本の接客サービスに対する教育を素晴らしく思った。

 

そしてなんといっても、お弁当が違う。

海外でのお弁当は結局食べなかった。

簡単に言うとおいしそうではなかったし、

もっと言えば食中毒になるのではないかという恐怖さえあった。

神経質ではないこの私も、さすがに衛生面を疑わざるを得ないビジュアルだった。

 

それに比べてどうだろう、日本のコンビニ弁当のラインナップは。

ここ数年企業努力が目覚ましく、

下手なスーパーのお惣菜よりも味のレベルは数段上だ。

そして品数の多さ。

そんなコンビニが何種類も存在しているというありがたさ。

 

日本の良さはまだまだある。

道にごみが落ちていないし、臭くない。

衣類の縫製技術の高さ。

外食産業の豊かさ。

ラーメン屋。

回転寿司店、というか寿司。

そしてさんまちゃん。

 

2か月目の最終週、私はもう日本に会いたくなっていた。

 

ありがたさがわからなくなった時は、疑似的にでも一度なくしてみるといい。

きっとないものねだりが発動し、結果ありがたいと気付くはずである。