きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【2day】友人について

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 56.0キロ
前日比 +0.3キロ

 

■本日の食事
朝 豚バラ大根
昼 ジャーマンドッグ、カフェラテ
晩 牛肉と根菜、味噌汁、ごはん(吉野家

 

友人はきっとパンが好きなんだと思う。

2日間しか追っていないが、昼は必ずカタカナだ。

 

現在子育てが非常に忙しいようだ。

ここ数年ずっと忙しそうだ。

働きながら、家事をしながら、子供を育てながら、ほんとうによくやっていると思う。

だから吉野家だ。

吉野家がある日本に生まれて良かったと思う。

 

がんばれ、あと-5.0キロ。

 

 

友人について

 

人生の計画を立てて人は生まれてくるとしたら、

友人はとてもハードな人生設計を自分に課せた。

 

今は穏やかで幸せな日々を送っている。

だが前半はきつめなコンテンツが目白押しだった。

 

・父親が家に帰ってこない

・金銭的に貧しい生活をする

・親戚との縁が薄い

・小さな頃から精神的にも金銭的にも母親の支えになる

 

ハードなプランはもっと多岐に渡っているし、細分化されているが、

上記が主なプランだ。


更なるスキルアップを目指し、これらをクリアしようと、

はりきって生まれてきたはずだ。

 

 

だが地球はそんなに甘くはなかった。

幼い心には相当な負荷がかかり、ダメージを受けた。

周りと比べ、親を憎み、自分を卑下する。

その感覚が染みつき、ひとつひとつ重たい荷物を増やしながら大人になった。

 

20代後半。

ついに荷物を抱えるスペースがなくなる。

荷物をかかえられなくて悩んだ。

どうやったらもっと荷物が抱えられるようになれるのか、必死に模索した。

 

色々な文献を読み漁り、1つの方法にたどり着く。

画期的な方法だ。

荷物を下ろしていけばいいと気付いた。

荷物を抱えていなくてよいということに気が付いた。

 

荷物を抱えてしまうクセはなかなかやっかいで、

下ろすことに抵抗したりしてしまう。

一歩進んで二歩下がりながらも、

それでもひとつひとつ荷物を下ろす作業に徹した。

 

後半はそんな前半の人生を思い出しながら、

幸せをかみしめて進むプランにしたのではないかと思う。

 

今は夫がいて、子供がいて、あたたかい大きな家があり、車があり、何なら畑もある。

活きのいいバジルがそこにある。

 

過去の出来事は、すべて、幸せである今のフリだった。

それに気づいたとき、友人の視界は180度変わったようだ。

 

心の痛みという引き出しの数は他には負けないだろう。

そしてその分だけの幸せの引き出しも存在するということだ。

なかなかおしゃれな人生プランを考えたと思う。