きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【7day】曲がり角について

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 56.3キロ
前日比 -0.3キロ

 

■本日の食事
朝 パン半分、マカロニサラダ、コーンスープ
昼 先日のシチューの残り
晩 ミートスパゲティ

 

ミートスパゲティについておかずをいれてきた。

(カレーと肩を並べる、糖質脂質のタッグの最高峰)

と書いてあった。

自分の食べたメニューを茶化している。

後悔も少しあるのかもしれない。

いや、ないかもしれない。

彼女がしあわせならばそれでいい。

 

がんばれ、あと-5.3キロ。

 

曲がり角について

 

友人とファミレスでコーヒーを飲みながらテレビの話題で盛り上がった。

特殊な人生を送っている人たちの生活や思いを特集した番組だ。

その日はインターネットのゲームに依存している人についてだった。

彼は1日のほとんどの時間をゲームに費やしている。

そうしなければ1位から陥落してしまうからだ。

そのため1分1秒でも惜しい。

寝ながらだってゲームをするのだ。

 

ではトイレはどうするのかというと、こうだ。

 

・1分1秒が惜しいのでトイレも最短で済ます。

・行き帰りの時間も最短でなければいけない。

・最短で済ますため、トイレに向かうコース取りはインコースを狙う。

・だがトイレまでは一直線ではない。

・曲がり角もある。

・曲がり角も最短で曲がらなければいけない。

・最短の曲がり方を編み出した。

・それは体を回転させながら角を曲がること。

 

体を回転させながら角を曲がるのだ。

ひとりで。

誰も見ていない。

誰も見ていないのに。

 

私たちが大好物とする話ではないか。

メニューを壁と角に見立て、

店員さんを呼ぶ押しボタンを人間に見立てる。

インコースを通って、角を回転しながら曲がることを可視化する。

きっと華麗に回転しているのだ。

ひとつも笑わないで。

だって1分1秒が惜しいのだから。

見せるためのものではない。

その行為を誰もいないところでやっている。

なんてもったいないことだろう。

テレビで取り上げられて本当に良かった。

 

面白すぎる。

面白すぎて息ができなかった。

そして私たちはしつこい。

どんどん掘り下げていくのだ。

想像力を膨らませて。

勝手に尾ひれをつける。

 

私たちはもうそろそろ40歳になる。

二十歳そこそこでもこんな話題で笑っていた。

老化は確実にきているが、こんなところはあの頃と変わらない。

50になっても60になってもこんなことで大笑いするのだろうか。

曲がり角はとっくに過ぎている。

 

若者から見た40歳のイメージはどんなんだろう。

きっと落ち着いてるとでも思っているのだろう。

だけど若者よ、40歳だって箸が転がっても面白いことがある。

どうかあたたかく見守ってほしい。