きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【27day】苦手なものについて

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 58.1キロ
前日比 -0.1キロ

 

■本日の食事
朝 ケチャップごはん
昼 たこ焼き
晩 ツナじゃが、マカロニサラダ、ケチャップごはん

 

現在、友人と、通っている美容室が同じだ。

どちらかがその美容室を紹介したのではない。

お互い通っている美容室は知らない状態で、

ひょんなことから同じ美容室に通っていることを知ったのである。

このように彼女とは妙なことでシンクロすることがある。

まだeメールが主流の時代、

メールを送ったら10秒後にメールが返ってきた。

送ったメールに返信がきたのではなく、

お互い同じタイミングでメールを送っていたのだ。

こういうことが数回あるので、

お互いがお互いをタダモノではないと思っている。

 

がんばれ、あと-6.8キロくらい。

 

苦手なものについて

 

ときどき家の中をクモが歩いている。

小さいクモから大きいクモまで色々いる。

 

ゴキブリこそいないが、

どこかが外とつながっているのか、

クモ以外にも色々な虫が横切っていく。

 

屋根裏部屋には、たまにねずみらしきものの足音が聞こえる。

寒さから身を守るためにウチの屋根裏を選んだのだろう。

 

いつの頃からか虫などを殺生しなくなった。

なんとなく殺せなくなったのだ。

クモが行き場をなくしていると外まで連れて行ったりする。

ということで虫は別に苦手ではない。

 

それよりも大きい音の方が苦手である。

トラックがたまにぷぉーんと大きいクラクションを

鳴らして近くを通った時は、

本当にびっくりするし、

怒りさえ覚えてしまう。

 

あとは、お化け屋敷とジェットコースターが苦手だ。

お化け屋敷はわっ!という脅しがだめだ。

ジェットコースターに関しては、

昔は平気だったのに、

FUJIYAMAに乗ってから

もう乗れなくなってしまった。

 

そして今日新たに発覚したのだが、

左カーブが苦手らしい。

投球のことではない。

車を運転してる時の左カーブだ。

右カーブには苦手意識を感じないが、

左カーブは迎えから車がこちらに向かってきている感じが

ぶつかりそうで少し怖い。

 

苦手なものがあったって、この先もがんばって生きてゆきたい。

【26day】黄色について

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 58.2キロ
前日比 +0.4キロ

 

■本日の食事
朝 Appleデニッシュ
昼 ヒレカツ定食
晩 チャーハン、五目豆、かぼちゃ餅

 

実は先日、友人は新しい職場に転職した。

近所にある、アットホームな会社らしい。

今まで働いてきた職場にはないアットホーム感でとても良いみたいだ。

ただ、1つだけ問題が生じた。

制服だ。

制服を着なければいけない職場らしい。

デザインが気に入っていないこともさることながら、

自分の号数(サイズ)がとにかく気に入っていないらしい。

どう折り合いをつけるのか、今後の動向に注目だ。

 

がんばれ、あと-6.8キロ。

 

黄色について

 

私の好きな色は黄色です。

と偽って生きていた。

 

幼稚園の時、

クーピーにしても色鉛筆にしても

黄色の隣には水色を並べた。

 

そして、黄色の隣に水色を並べる作業に加え、

ピンクをなるべく遠くに配置した。

 

色が付いているものをみると必ず行っていた。

そしてこの頃から好きな色を「黄色」とした。

 

幼稚園の記憶はほとんどないが、

この記憶だけははっきりと覚えている。

 

黄色と水色とピンクの関係は男女を表している。

黄色がボーイッシュな女で、

水色はかっこいい男で、

ピンクは女の子らしい女だ。

 

ボーイッシュな女が、

どうか女の子らしい女に、

かっこいい男を取られないで!

という幼い女児の心情だ。

 

世の中の男子が、

ピンクのような女の子らしい女を支持する風潮に

真っ向から立ち向かうアンチテーゼである。

 

こんな幼い心にもそんな思いがあったのだなぁと感心する。

 

今は黄色な女の子もピンクな女の子も

どちらもそれぞれかわいらしいじゃないかと思う。

 

そして私の本当に好きな色は意外にもピンクであると最近気づいた。

 

友人にこの話をしたところ、

「黄色が好きだなんて聞いたことなかったわ」、

と驚くべき回答が返ってきた。

 

自分が思っているほど黄色推しのプロモーションは

成立していなかったみたいである。

【25day】諦めについて

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 ‐‐キロ
前日比 ‐‐キロ

 

■本日の食事
朝 ‐‐
昼 ‐‐
晩 ‐‐

 

今日は初めて連絡が来なかった。

寝てしまったのだと思う。

最近、料理を作るモチベーションが低下しているとのことだ。

私も右に同じである。

毎日おんなじルーティンをこなしていると、ある時飽きるタイミングがくる。

料理と一口にいっても、作るという工程だけではない。

買い物とか、皿洗いとか、付属的なことも含まれるため、

かなり長期戦となる。

その一連の流れを考えると本当に億劫になる時があるのだ。

これは家族も含め、唇をかみながら、

楽しく料理ができるその時がくるまで

グッと耐えるしかない。

 

がんばれ、あと-6キロくらい。

 

諦めについて

 

今日は休みだったため、

年末前の小掃除と、切れた蛍光灯を買いに行く、という予定だった。

その前にたっぷり寝て、起きるということも忘れてはいけない。

蛍光灯を買いに行くついでに欲しかったあのDVDも本屋さんに見に行こうと思った。

音楽を聴きながらちょっとドライブもしたいなぁと思ったので、

わざわざ、30km離れた隣町まで行くことにした。

わざわざ隣町に行くなら、

いか明太子に納豆をトッピングしたパスタも食べたいから

あの店に行こうと思った。

 

思いのほか小掃除に時間がかかったので、15時30くらいに出発した。

なかなかの真冬並みの気候で外は雪が降っていた。

 

パスタ屋さんに着き、いか明太子に納豆トッピングのパスタを食べ、

必要なものをすべて購入したので本屋さんに行った。

その本屋さんにはDVDコーナーが見当たらなかったので、

店員さんに聞いてみたところ、ウチにはDVDコーナーはない、とのことだった。

 

どうしよう。

 

この町にもう1件CD屋さんがあったよな、と思い、

思い切って行ってみることにした。

なかなかの真冬並みの気候でさっきよりも雪が強くなっていた。

ショッピングモール的なところにCD屋さんが入っていて、

おそらくこの辺だろうという場所に行ってみたが、

CD屋さんがどこにも見当たらない。

近くのお店の店員さんに聞いたところ、

CD屋さんはもう閉店してない、とのことだった。

 

どうしよう・・。

 

あ、この近くに大きなリサイクルショップがあった。

もしかしたらそこに売ってるかもしれない、そう思い行ってみることにした。

うん、予想通りだ。

売ってない。

 

どうしよう・・・。

 

現在17時25分。

今日中に仕上げなければいけない原稿が4本ある。

そして明日は東京に行かなければいけない。

そのため家を8時に出る必要があるし、

まだ何にも用意できていない。

その前に蛍光灯も設置しなければいけないし、

なんなら少しお腹も痛い。

納豆が当たったかな。

外はさらに雪が降ってきた。

 

現在人口12万人の隣町にいる。

私が住んでる町は人口2万人弱だ。

さらに30km行けば、人口200万人の政令指定都市がある。

戻ればもちろん売ってなくて、

今日中に手に入れるには政令指定都市に行くしかない。

 

さて行くか戻るか。

もう答えは一つしかなかった。

政令指定都市に向かったのである。

 

雪はさらに強くなり、少し滑るし、前が見えにくいほどの吹雪だった。

軽いホワイトアウト状態だ。

遭難するんじゃないかなと思ったくらいだ。 

 

こんな状態でも私は進むのか・・・。

また始まったなぁ、この性格、と思っていた。

いつもこうなのだ。

諦めが悪くて仕方がない。

 

そのDVDが本当に見たいのかどうかさえ今はわからない状態だ。

今日手に入れたいという執着以外の何物でもない。

人にこのことを言うと、だいたい叱られる。

だから誰にも言わずに遂行する。

 

そして目掛けた大き目のお店に行ってみた。

ない。

もう1件行ってみた。

ない。

 

氷川きよしのDVD「男の絶唱」はやたらとあるのに、

私がお目当てのあのDVDは気配すら感じない。

 

もっと中心部に行くと、さらに大きい店はある。 

現在19時15分。

私は選択を迫られた。

 

よし、中心部に行く時間はないから、

もう1件、少し近くのリサイクルショップに行って、なければ帰ろう。

お目当てのDVDがなければ類似のやつでも良いということにしよう。

 

私は見ないうちに随分と大人になっていたのだ。

知らないうちに我慢ということを覚えたみたいだ。

 

結局近くのリサイクルショップでもそのDVDはなく、

類似のものもなかった。

 

我慢をしたご褒美にマクドナルドのドライブスルーに寄った。

チーズ1枚抜きのダブルチーズバーガーセットを頼んだ。

サイドメニューはポテトとコーラだ。

コーラはやっぱりコカだなぁ、と思いながら無事帰宅したのである。

【24day】痛みについて

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 57.8キロ
前日比 -0.3キロ

 

■本日の食事
朝 チーズトースト
昼 たこやき
晩 レトルトカレー

 

友人は保育園行事の罰ゲームでものまねをさせられたようだ。

友人はものまねを得意としている。

得意なジャンルは、有名人とかではなく、

職場のアノ人など、身近な素人さんのものまねだ。

「職場のアノ人」で爆笑を狙いにいっているため、

わずかながらの中傷的な表現も含まざるを得ない。

そのため、仲間内でしか披露ができず、

知る人ぞ知る、会員制的な持ち芸であった。

それはそれは秀逸な芸なのだ。

それを公の前でおろす機会がやってきた。

そんな彼女が選んだものまねは、

「ねこ」、

だった。

相手は先生と保護者と園児たちだ。

この先2年間ほど通園する予定がある。

「爆笑」よりも「置きに行く」ことを選択したのは、

懸命な判断だったと、そう思う。

 

がんばれ、あと-6.8キロ。

 

痛みについて

 

10年ほど前、ぎっくり腰になった。

その頃、都営三田線春日駅から三田駅まで通勤していた。

ホームにそんなに人がいなかったので、おそらく土曜日とかだったと思う。

 

電車が到着したので、乗車しようと向かったところ、ホーム上でくしゃみをした。

そうするとその瞬間バチンと何かがはじけ、腰に激痛が走った。

激痛と同時に、もうその場から動けなくなってしまった。

前にも後ろにも下にも動けなかった。

 

会社に遅刻することもできないし、誰かにこの状態から助けてもらう必要もあるので、

とりあえず出社するしかないと思い、足を進めた。

 

歩いてみたところ、びっくりするほど足が進まなかった。

人間てどうやって歩くんだっけな、と思った。

体のどこにどう負荷をかけたら、あの激痛が走るのかについて

法則が見いだせていないため、

激痛の恐怖におびえながら一歩一歩進んだ。

 

約5M先の電車の乗車口に到着するまで、恐らく10分はかかったと思う。

50cm/分、時速でいうと150m/時くらいの早さだ。

体のどこにも刺激を与えず、牛歩状態で歩いて

やっと出社したことを今でも鮮明に覚えている。

 

結果、出社後早退をし、病院に行き、コルセットをもらって、家で休んだ。

そして2日くらい経過したら自然と治った記憶がある。

 

それから10年、今、再発している。

ぎっくり腰というか深刻な腰痛だ。

あの時のぎっくりが原因に違いない。

2日寝ても治っていない。

たぶん再発から326日くらいは経過している。

 

腰を痛めると人というのは戦闘力が7割ほどダウンする。

色々な支障をきたすが、まず、床に座ったら、スッとは立ち上がれない。

スッと立ち上がる時に人はきっと腰を使っているのだ。

腰が使えなければ、腕で上半身を持ち上げなければいけないので、

床より少し高い位置にある「何か」が必要になる。

その「何か」に上半身の重みをあずけ、

軽くなったところで下半身を立ち上がらせる、という流れだ。

その「何か」が見つからない場合には、

おろおろする以外に行うことは何もない。

 

あと、寝返りを打てない。

結果、打つのだが、かなり困難を極める。

寝返りは、上半身から回し始めて、下半身が付いていくという

一連の流れをスムーズに行う行為だ。

しかし、ご想像の通り、腰でひねりをきかすことができないため、

本当に、驚くほどゆっくりと、大切に大切に下半身をあちら側に

向けなければ、行為が完了しない。

夜中の寝返りはいったいどうやって行っているのだろう。

それは自分でもわからない。

 

そして、何ていったって、走ることができない。

私は子供の頃足が速かった。

小学校1年生から中学校3年生までリレーの選手だったことを

今でも誇りに思っている。

そんな私が走ることができないのだ。

こんなに悔しいことはない。

しぬまでにやっておきたい10のことに「全力疾走で走る」をエントリーしている。

絶対に走ってやる。

 

こうして日々痛みと隣り合わせで生きている。

そんな私にとって、人生で一番の激痛は

「歯の神経に直接麻酔の注射を打った」

ことだ。

 

痛みを辛さで表現するのなら、

ぎっくり腰が「わさび」で、

歯の神経に直接麻酔は「青唐辛子をししとうと誤ってかじる」である。

神経直接麻酔も青唐辛子も、もう二度とごめんである。

【23day】自立について

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 58.1キロ
前日比 +0.9キロ

 

■本日の食事
朝 ごはん、じゃがいもとワカメの味噌汁、目玉焼き、ベーコン、鮭
昼 アップルパイ
晩 ハンバーク定食を外食

 

きたきたきた。

58キロ台のお出ましである。

友人は「デスヨネ-」と自分自身の体重に突っ込んでいた。

約6年前の結婚式には47キロだったらしい。

結婚式をピークにゆっくりと登ってきた。

幸せな結婚生活をしているなら、健全な増量であると思う。

素敵なスタイルでなくたって旦那は変わらず愛してくれるのだから。

さてどこにモチベーションを見出すかが最大の問題である。

 

がんばれ、あと-7.1キロ。

 

自立について

 

NHKを観ていて、5分間のニュースが始まったので

トイレに行こうと3、4歩くらい進んだ時にテレビから、

安室奈美恵さん・・・」と聞こえてきたので、

なんだなんだと戻ってみたら、

「真冬並みの気候・・・」と言っていた。

 

たぶん。

雰囲気的に。

真冬並みの気候についてのニュースだったから。

 

上記については書いてみたかったので、ただ書いただけだ。

安室奈美恵さん」もしくは「真冬並みの気候」について

掘り下げていくことができたらよかったのだが、

どちらについても思うことがあるのものの、

知識不足であるために掘り下げることができない。

 

そこで今日は「自立」について書きたいと思う。

 

人間の永遠のテーマは「自立」であると思う。

人間が生じる悩みは、おそらくだが、

すべて「自立していない」ことに原因があるのではないかと思う。

 

人や物に依存せずに、自分は独りであることを自覚し、人生を謳歌する。

これが最高に幸せな生き方であると思っている。

友人と話し合った結果、この結論に至った。

二人の認識に相違はない。

経済的にも精神的にも自立する。

正直言って、「自立」は無敵だと思う。

 

例えば、お金がない、という悩み。

本当にないのだろうか。

なければ作ればいいものを、前提として誰かに頼っているから、

ないと言ってるのではないか。

あることに気づけてないのではないか。

 

結婚ができない、という悩み。

なぜ結婚をしたいのか。

結婚をすれば幸せになると思っているからではないのか。

結婚が自分を幸せにしてくれると思っていないか。

自分を幸せにできるのは自分以外この世にはいないのに。

 

これらはすべて私が通ってきた悩みである。

ある夏の日、友人と話をしていた。

「一切親に頼っていない」という友人の話を聞いたとき、

私の心がざわざわ、もやもやしたのだ。

 

ざわざわ、もやもやの原因はなんだと自分の心を探ってみた。

すると向き合いたくない現実が浮かび上がった。

 

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こんな大人になっても、私はまだ、精神的にも経済的にも親を頼ってる。

自分が情けない。

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こんな現実だった。

自立していないことに蓋をして、自立している風を装ってきたのも気付いていた。

 

本腰を入れて自立をするか、またはしないかの二者択一を自分に迫った。

そんなに簡単には「自立をする」を選べなかった。

自立をしない、にも目先のメリットがあるように思えたからだ。

いつまでも子供みたいなポジションでいられるのもそんなに悪くない。

 

しかし、ざわざわ、もやもやが収まらず、

このまま時間が経過し収まったとしても、

色々な場面で「自立していない自分」を見せつけられ、

そのたびにこの苦しいざわざわ、もやもやに襲われるだろう。

きっと年を重ねるとさらに苦しさは増すだろう、

そう思った。

 

そして私は自立する決意をした。

「誰かがやってくるからいいや」と感じたことは、

小さなことでもつぶしていくという覚悟で取り組んだ。

「皿洗い」とか、そんな小さなことでも、だ。

 

こつこつ自立に向けて取り組んできて、

まだまだ完全ではないが、ここ最近自立ができてきた。

あの頃とはずいぶん自信が違う。

自信が付くというのはこんなにも幸せなのか、と思う。

誰にも後ろめたい気持ちがない。

胸を張って生きていける。

 

とにかく何にも振り回されないのだ。

誰にも肩を借りていないから、その肩がなくなったってぐらぐらしない。

絶望もしない。

自分の力で自分の好きなように歩いていける。

時には人に肩を貸すことだってできたりする。

 

自立について語るにはまだまだ実力不足ではあるが、

自立の入り口にたった私でもこんなに幸せであると思えるのだから、

執着しているものからの自立を心からおすすめしたい。

【22day】決断について

本日について

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 57.2キロ
前日比 -0.3キロ

 

■本日の食事
朝 納豆たまごかけごはん
昼 つけめん
間食 パフェ、フレンチトースト
晩 カレーライス

 

本日友人とロイヤルホストに行ってきた。

ぎりぎりロイヤルアンガスサーロインステーキの誘惑に耐え、

パフェと食いしんぼうのシェフサラダで終えることができた。

友人はフレンチトーストを食べ終えて、もう食べられないと言っていた。

晩ごはんは食べないと宣言し別れたが、カレーを食したようだ。

高校生みたいな胃袋であることに賛辞を贈りたい。

 

がんばれ、あと-6.2キロ。

 

決断について

 

20時46分、私は大きな決断をした。

今日は晩ごはんを食べない、という決断だ。

この決断に至るまで、2時間半を費やした。

なんだかんだで2時間半が経過してしまったために

決断せざるを得なくなった決断と言っても過言ではない。

 

最近体重が落ちてくれない。

運動はしていない。

糖質制限もたいしてしていない。

寝る4時間前には何も食べない、くらいしか実行していない。

 

一年前の今頃は熱心にダイエットに取り組んでいた。 

その際は8キロの減量に成功した。

方法は、ダイエットの成功者倖田來未を参考に、18時以降食べないダイエット、だ。

18時以降食べない代わりに酵素を飲んでいた。

また、ホットヨガやウォーキングも行っていた。

かなりストイックに取り組んでいた。

その甲斐あって8キロ痩せたのだが、こんな弊害が出始めた。

 

・肌がカサカサになる

・いらいらする(晩ごはんが食べられないから)

・いつ晩ごはんが食べられる生活に戻れるのだろうと思い悩む

・晩ごはんを再開させたらまた太るのではないかと思い悩む

・一生晩ごはんが食べられない人生になるのではないかと思い悩む

 

また、周りから「なんかげっそりしてるよ・・・」という意見があがったことや、

がまんを強いるという生き方はどうだろうと思い、ダイエットを中止した。

そして、ゆっくりと体重は増え続け、1年で元に戻った次第だ。

 

1年前にダイエットをやめたのと同時に、がまんを強いる生き方ともおさらばした。

好きなものを食べればいいじゃないか。

好きなことをしたらいいじゃないか。

そう自分に言い聞かせ、極力その時の思いを叶えながら生きてきた。

 

しかし、どうしても叶えてあげられないことがある。

それは、好きな服を着ることだ。

 

タイトスカートは何年はいていないだろうか。

タートルネックも似合わない。

好きな服を恰好良く着るには、10キロ程度痩せる必要がある。

 

この体型では納得がいかないのかと自分に何度もたずねてきた。

1年前にダイエットを中止した直後は、あんな思いを抱くよりも、

好きなことをさせてあげて生きるほうが良いと思っていた。

基本的にその理念は今も変わっていない。

しかし、「好きな服を着たい」という思いをどうしても捨てられず、

この体型では納得がいかないという結論に至った。

故の20時46分の決断である。

 

晩ごはんを食べないという決断をするまでの2時間半、

私の頭の中はネギみそラーメンのことでいっぱいだった。

今日だけは良しとして、毎日ではないものの、

夜に糖質過多な食事を何度も許してきたが、

これを許し続けていたら一生タイトスカートがはけない・・・、

だけど今自分はネギみそラーメンを食べたいのだ・・・

だけどタイトスカートが・・・だけど・・・を2時間半繰り返し、

さすがに20時半過ぎからのネギみそラーメンはないだろう

ということでの決断だった。

 

後悔はしていない。

この決断が素晴らしい未来につながるのだ。

 

そして「明日の朝にはジャーマンポテトと白いごはんをたくさん食べていいよ」、

というアメも同時に用意している。

糖質に糖質を重ねるメニューであることはどうか目をつぶってほしい。

【21day】ないものねだりについて

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 57.5キロ
前日比 -0.3キロ

 

■本日の食事
朝 納豆ごはん、魚
昼 ツナサンド、唐揚げ
晩 白菜と豚肉のあんかけ、サツマイモと切り昆布の煮物、ジャーマンポテト

 

明日友人とロイヤルホストに行く予定だ。

なぜか私たちの会合はロイヤルホストで行われる。

ロイヤルホスト

最高のファミリーレストランだと思う。

世界中のパンケーキの中で

ロイヤルホストのパンケーキを超えるものがあるだろうか。

あとバラエティに富んだパフェの数々。

先日は2000円くらい使ってしまった。

次はロイヤルアンガスサーロインステーキに手を出そうか悩ましいところである。

 

がんばれ、あと-6.5キロ。

 

ないものねだりについて

 

今日なんと警察が家をたずねてきた。

なんだっ!?と思ったら、巡回とのことだった。

 

私の住む地域は老人が多いため、

オレオレ詐欺やその他詐欺の被害に遭っていないか巡回してくれているらしい。

 

田舎の一軒家に住んでいるとたまにこうやって

予想外の人物がたずねてきてくれる。

 

会社勤めをしていた頃は、家にいる時くらいは人に会いたくない、

とたずねてくる人を煩わしく思っていた。

しかし、在宅勤務に変わってからは、全く逆だ。

勤務中に生身の人間と話さない分、誰が来たのだろうと少ししわくわくする。

 

だから詐欺に遭ってしまうおばあちゃんの気持ちはわからなくもない。

なかなか人に会いに行けないおばあちゃんは、人が来てくれてうれしいのだと思う。

そこに漬け込むやつは本当に悪だ。

このやろう。

 

おばあちゃんと悪党の話になってしまったが、それを書きたかったわけではない。

人は、ないものねだりな生き物だなぁとつくづく思う、ということだ。

 

今年私は留学をした。

日本の価値観から解き放たれたい、と2か月海外で暮らしてみた。

話している言葉はわからないが、日本人より神経質ではない感じがした。

それがとても良くて、あぁ自分はなんてちっぽけなんだろうと思えた経験だった。

他人の目ばかり気にしている日本に比べてなんて自由なんだろう、と思った。

海外でも暮らせるな、そう思った。

1か月目までは。

 

2か月を1週間ほど過ぎたあたりから、無性に日本が恋しくなった。

ホームシックではない、と思う。

日本の人やシステムがありがたいと気付くことができたのだ。

 

まず常日頃思っていたのは、ウォッシュレットのトイレのことだ。

今や民家、施設、日本ではウォッシュレットのトイレしかない。

しかしその国にはウォッシュレットのトイレがほとんどなかった。

なければないでなんとかなる、と思っていたが、

もう体はウォッシュレットなしでは満足しなくなっていた。

 

そしてコンビニ。

その国にもコンビニはあるし、さらに言うと日本企業のコンビニも存在している。

だが、全然違うのだ、クオリティが。

 

まず店員だ。

その国では基本的に店員に愛想はない。

悪い人たちなのではなくて、愛想が必要だという概念がないのだ。

その概念も悪くないと思う。

その概念に迎合もできる。

しかしだからこそ、日本の接客サービスに対する教育を素晴らしく思った。

 

そしてなんといっても、お弁当が違う。

海外でのお弁当は結局食べなかった。

簡単に言うとおいしそうではなかったし、

もっと言えば食中毒になるのではないかという恐怖さえあった。

神経質ではないこの私も、さすがに衛生面を疑わざるを得ないビジュアルだった。

 

それに比べてどうだろう、日本のコンビニ弁当のラインナップは。

ここ数年企業努力が目覚ましく、

下手なスーパーのお惣菜よりも味のレベルは数段上だ。

そして品数の多さ。

そんなコンビニが何種類も存在しているというありがたさ。

 

日本の良さはまだまだある。

道にごみが落ちていないし、臭くない。

衣類の縫製技術の高さ。

外食産業の豊かさ。

ラーメン屋。

回転寿司店、というか寿司。

そしてさんまちゃん。

 

2か月目の最終週、私はもう日本に会いたくなっていた。

 

ありがたさがわからなくなった時は、疑似的にでも一度なくしてみるといい。

きっとないものねだりが発動し、結果ありがたいと気付くはずである。