きれいになりたい友人を追うドキュメンタリー

きれいになるためにダイエットに取り組む友人を日々追っていく

【12day】こだわりについて

本日について

 

■データ
身長 157センチ
目標 51.0キロ

 

■本日の体重
体重 57.2キロ
前日比 -0.3キロ

 

■本日の食事
朝 宗八、大根の味噌汁、ごはん
昼 里芋の煮っころがし、唐揚げ、パン1/4
晩 親子丼、里芋の煮っころがし、ひじきの煮物

 

昼はいずれも子供たちの食べ残しだ。

夜は炭水化物を抜かしたんだ、と思ったが、

親子丼だった。

ばっちり下に隠れている。

救いは肉が鶏であることくらいか。

しかし、里芋の煮っころがしの作り方なんて何歳くらいに覚えたのだろう。

知らないうちにスキルアップしている。

 

がんばれ、あと-6.2キロ。

 

こだわりについて

 

あなたの譲れないものは何だろうか。

私は「食べることへの各種のこだわり」だ。

 

まず、一度ハマると毎日食べる。

お店に行かなければ食べられないものだと、週に1度以上は足を運ぶ。

その際、店の人に覚えられないよう、毎回風貌を変えて行く。

覚えられたくない。

覚えられたとしても知らないふりをしてほしい。

 

過去、何にハマったかというと、こんな感じだ。

 

・ストロベリーヨーグルトアイス

・チョコ蒸しパン

・レバ刺し

鉄火巻

・家系ラーメン

・煮干しつけめん

・たらこうにいかパスタ

 

それが購入できるものならばストック用に5個は買う。

食べるのは一日に1個とは限らないからだ。

 

そして、一度食べたいと頭に浮かんだものは、

その日のうちに何が何でも食べなければ気が済まない。

 

三軒茶屋に住んでいた時、夜中1時にパクチーを食べたくなった。

三軒茶屋には遅くまで営業しているスーパーが何件かあったので、

片っ端から捜し歩いた。

だが、残念ながら見つからなかった。

腹いせに高カロリーなラーメンを食べて家に帰った記憶がある。

 

ある時はヨーグルト系のアイスクリームが食べたくて、

暴風警報が出ているにも関わらず、

強い雨と風の中を歩き、コンビニへ買いに行ったこともある。

そんなあたたかくもない日に、なんでそこまで、

ましてやアイスクリームなんだろうと思ったが、

もう脳が店内にいる自分をイメージしていたから進むしかなかった。

 

こんな調子なので、昔から家族には呆れられている。

私以外の家族は、そんなに食べることにこだわりがあるようには思えない。

したがって必然的に、「今日の夕食」などの決定権は私にあった。

私が決めることがみんなにとって幸せなのだ。

そう思っていた。

 

しかし大人になって弟からこんな告白があった。

 

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俺の人生は食べ物に一切のこだわりはない。

いつも決定権がねえちゃんにあったから、俺の意見は通らなかった。

その状況を理解してから主張することをやめた。

俺の人生は食べ物に一切のこだわりがなくなった。

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こだわりがなかったのではなく、こだわりをなくしたらしい。

姉である私のせいで。

家族が円満に営むことができるなら、

弟であるこの俺が、食に対するこだわりをなくせばいいと、

若い男子が腹をくくったのだ。

 

なんてことだろう。

弟の人生を狂わせてしまったのかもしれない。

ごめん・・・弟よ。

 

最近弟の嫁から悩みを打ち明けられた。

弟の「アイスへのこだわり」がひどすぎる、と。

「アイスへのこだわり」とはこのようなことらしい。

 

・冷凍庫を開けたら必ずアイスがある状態を維持してほしい。

・自分で買って補充するのではなく、「あ!ある!」という歓喜の状態を毎度味わいたい。

・味はいちごが絡んでいるもの。

 

私はこれまで弟の本能を押さえつけていたのかもしれない。

人を巻き込み、シチュエーションを要求した高度なこだわりだ。

「タチ」で言うと姉より悪いぞ、弟よ。